<企画趣旨>
今年、世界経済のグローバル化がますます進む中、日中国交正常化35周年を迎えました。昨年度、日中経済貿易の総額は2,000億ドルを超え、両国の経済はすでにお互いの存在が不可欠の時代になりました。時代の発展と進歩を通し、日中友好の新しい時代を築く事は、両国の国民の利益に繋がるだけではなく、アジア、及び世界の平和にも貢献できることと思います。
もはや中国や日本、政府や民間企業や個人に関わらず、全ての人々が日中友好関係の構築の一翼を担う必要があるのではないかとも思えます。
そして今年、平成19年度においては日中国交35周年を記念して、更に盛りだくさんの文化・スポーツイベントが日中の双方で企画されているかと思われます。
この様な記念すべき年に、「日中友好関係構築の一翼を担う」ことを目的とし、中国人民解放軍の交響楽団を日本に招聘するという企画を立案致しました。
日本のマスコミの注目を集めている「中国人民解放軍」は、今年で設立80周年を迎えました。しかしながら日本の国民のほとんどは中国の軍人との交流機会がなかったため、人民解放軍について理解することはありませんでした。
「中国人民解放軍交響楽団」は、軍の交響楽団とはいえ中国国内は元より、国際的レベルにおいても優秀な交響楽団であり、中国の国民からも高い評価を得ております。しかし、前述のように一度も来日する機会がありませんでした。
今回、中国人民解放軍交響楽団の日本公演をきっかけに、これまでの時代の壁を乗り越え、日中の交流が、さらに新しい領域を切り開ける事を願っております。
また、今年8月29日には、9年ぶりに中国の曹剛川国防部長が訪日いたしました。これをきっかけに、ますます中国人民解放軍への関心が集まるかと思われます。
中国人民解放軍交響楽団 日本招聘委員会が立案致しましたこの企画には、民間の視点から見る中国軍人、及び軍隊の真の姿“平和を守る存在”を、音楽を通して日本国民に中国人民解放軍を知るきっ
かけを作りたいという趣旨がございます。
また、なかなか外国へ行けない軍人である交響楽団の皆さんに、日本という国を理解していただき、さらに日本国民に対して良い印象を持っていただくという、絶好のチャンスになればと思った次第です。
これを機会に、双方の国がより親密な信頼関係を築く事ができることを、切に望んでおります。
なお、このイベントは、本質的に営利目的で開催されるイベントではございません。招聘委員会にとって直接的な利潤獲得に直結するものではありませんが、しかし、こうした信頼関係を一つひとつ積み上げていくことが、今後の日中間に於ける大きな役割に繋がっていくものと確信しております。
公演日 :平成19年10月12日(金)
時間: 11:30開場 12 : 30 開演
会場:中野サンプラザ(2,200席)
アクセス: http://www.sunplaza.jp/access/index.html
联系方法:
080-5455-7856(SB)蚊子
090-9837-0358(SB)东东
sai_yike@hotmail.com